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熊本発ビジネスカンファレンス「FIVE RINGS 2026」参加レポート|企業イベントから地域イベントへ

FIVE RINGS 2026

FIVE RINGS 2026の会場で感じた熱量

2026年、熊本のビジネスカンファレンス「FIVE RINGS」が開催されました。
会場となったのは熊本ホテルキャッスル。熊本市内でも長く親しまれてきた歴史あるホテルです。

当日は熊本だけでなく九州各地から経営者や起業家、投資家など多くのビジネスパーソンが集まりました。
登壇者の多くは企業経営の第一線に立つ経営者。事業の転換や組織づくりなど、実際の意思決定の裏側まで語られるセッションが続きます。

セッションの合間や交流会では自然と会話が生まれ、参加者同士がつながっていく。
単なるイベントというより、熊本のビジネスコミュニティが少しずつ形になってきている——そんな空気を感じる時間でした。

熊本発のビジネスカンファレンス「FIVE RINGS」

FIVE RINGS 2026会場風景

FIVE RINGSは、熊本で生まれたビジネスカンファレンスです。

名前の由来は、熊本ゆかりの剣豪・宮本武蔵の『五輪の書』。
その思想を現代のビジネスに重ね、経営者や起業家の経験を共有する場として企画されています。
熊本でも企業の挑戦は確実に増えています。
しかし、経営者同士が一堂に会し、リアルな経営経験を共有できる場は決して多くありません。

FIVE RINGSは、そうした場の一つとして生まれました。

FIVE RINGSが生まれた背景

FIVE RINGS 2026登壇風景

初回開催は2024年。
当時、このイベントは当社、株式会社エルボーズの主催としてスタートしました。
熊本には優れた企業や起業家が多くいます。
しかし、そうした人たちが同じ場所に集まり、経験や視点を共有できる機会は限られていました。

「熊本でもビジネスカンファレンスを開催できないだろうか」

その問いから、このイベントは始まりました。
その後、2025年には地域企業や金融機関なども加わり、実行委員会形式へと発展。
そして2026年、FIVE RINGSは新しい形へと進みます。

なぜFIVE RINGSを一般社団法人へ譲渡したのか

FIVE RINGS 2026

2026年の開催から、FIVE RINGSの主催は「一般社団法人FIVE RINGS」へと移りました。

企業主催のイベントとしてスタートしたこのカンファレンスを、より多くの企業や団体が関われる場にするためです。
行政や金融機関、他企業など、さまざまな立場のプレイヤーが関わりやすい形を目指しました。

この背景について、当社代表の小谷は次のように語っています。
「株式会社でやろうとすると、どうしても利益追求の側面が出たり、特定の企業名が前面に出すぎたりします。熊本というエリアで広げていくには、一般社団法人という形が良かったと思っています。」

企業のイベントとして続けることもできました。
しかし、地域のビジネスコミュニティとして広がっていくためには、より中立的な形の方が適している。そうした判断でした。

実行委員長・椿原ばっきーの挑戦

一般社団法人FIVE RINGS 実行委員長の椿原ばっきー

現在、一般社団法人FIVE RINGSの実行委員長を務めているのが椿原ばっきーです。

イベント終了後、椿原はこう振り返っています。
「『3回目までは、やるので』と言いながら始めたFIVE RINGSの3回目。たくさんの方々のおかげで形にすることができました。」

会場選び、プログラム構成、参加費、出展ブースなど、カンファレンスの裏側には多くの試行錯誤があります。

椿原は次のようにも語っています。
「“実利を生む”と言いながら、まだ目指すところは遠い。まずは宣言すること、背負うことから始めています。」

地域のビジネスコミュニティをつくる挑戦は、まだ道の途中です。

企業イベントから、地域のイベントへ

FIVE RINGS 2026

FIVE RINGSは、この3年間で形を変えてきました。
2024年は企業主催のイベントとしてスタート。
2025年には実行委員会形式へ。
そして2026年、一般社団法人としての開催となりました。
この変化の中で象徴的だったのが、主催企業側の関わり方です。

当社取締役の永橋は、今年のFIVE RINGSを次のように振り返っています。
「今年は完全に運営から手を引き、初めてセッションを最初から最後まで聞くことができました。お、おもろい……!」

運営ではなく参加者としてイベントを体験できたこと。
それ自体が、このカンファレンスの主体が地域へ移ってきたことを象徴しているのかもしれません。
登壇者の顔ぶれ、セッションの内容、参加者の広がり。
FIVE RINGSは少しずつ、熊本のビジネスコミュニティの場として成熟してきています。

エルボーズのこれからの関わり方

現在、当社はFIVE RINGSの主催ではありません。
地域コミュニティの一プレイヤーとして関わっています。
熊本で事業を行う企業として、この地域のビジネスコミュニティが広がっていくことに価値を感じているからです。

その一環として当社では、

といったビジネスイベントも開催しています。
企業同士が出会い、議論し、新しい挑戦が生まれる。
そうした場が増えていくことが、熊本のビジネス環境をより面白くしていくと考えています。

FIVE RINGSとこれからの熊本

FIVE RINGS 2026

FIVE RINGSは、企業主催のイベントとして始まりました。
しかし今は、一般社団法人という形のもと、地域の企業や団体が関わるビジネスカンファレンスへと進化しています。

熊本という地域に、こうした場があること。その価値は年を重ねるごとに大きくなっているように感じます。
そして当社も、熊本で事業を行う企業の一員として、このコミュニティの一部として関わり続けていきたいと思います。