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【登壇レポート】くまもとDX推進コンソーシアム2026 オープニングミートアップ&勉強会に登壇しました

くまもとDX推進コンソーシアム2026 オープニングミートアップ&勉強会

くまもとDX推進コンソーシアム2026のオープニングミートアップ&勉強会に、
株式会社エルボーズから取締役・永橋 晶とCTO・南 ナリットが登壇しました。

本記事では、当日の内容をレポートとしてお届けします。
AIやDXの活用に関心をお持ちの方の参考になれば幸いです。

くまもとDX推進コンソーシアムとは

くまもとDX推進コンソーシアムは、
「くまもとDXグランドデザイン」に描いたビジョンの実現に向け、
デジタル化とDXの取り組みを促すための産学行政が連携していくための枠組みです。

熊本県内の企業・組合・団体・教育機関・行政機関・金融機関など、
多様な組織が実践を通じて共に学び合い、切磋琢磨しながら共創を推進しています。
主な活動内容は、イベント・セミナーの開催、情報発信・情報交換、
そして公募型実証プロジェクトや人材育成プロジェクトなどのプロジェクト推進の3つです。

🔗 くまもとDX推進コンソーシアム 公式サイト

イベント概要

イベント名
くまもとDX推進コンソーシアム2026 オープニングミートアップ&勉強会 〜つながりから共創へ〜

日時:

  • 第1部 ミートアップ:2026年5月13日(水)17:00〜18:30
  • 第2部 勉強会:2026年5月13日(水)19:00〜20:30

会場
アルサーガパートナーズ株式会社 新市街オフィス
熊本県熊本市中央区新市街8-7 TERRACE87 2階

参加費
無料

登壇セッション:「AIをチャットで終わらせない 実務を自動化するエージェント活用術」

エルボーズのセッションでは、
非エンジニアのビジネスパーソンを対象に、Claude(クロード)をAIエージェントとして実務に活用する方法をテーマにお話しました。

セッションの構成

  1. Claudeとは何か ── 他のAIツールとの違いと選ばれる理由
  2. 個人利用の実践 ── 実際の業務シーンを想定したライブデモ(6種)
  3. 組織導入のポイント ── 安全に使うためのルール設計

当日のデモ紹介

セッションの中心は、実際の操作画面をお見せしながら行ったライブデモです。
「自分の業務にも使えそう」というイメージを持っていただくことを目的に、
以下の6つのシナリオを実演しました。

① メール一括下書き作成

スプレッドシートで管理している送信先リストを読み込み、
Gmailの下書きを自動で一括作成。宛先や件名を確認したうえで送信まで完了するフローをご覧いただきました。

② 週次ToDoダッシュボード自動生成

Google カレンダー・Slack・Gmailの情報を横断的に取得し、
今週の予定や未対応の重要メッセージを一覧で確認できるHTMLダッシュボードを自動生成。
スケジュール機能と組み合わせることで、毎週自動的に作成させる運用も可能です。

③ 社内FAQ作成

Google Driveに格納したドキュメントフォルダをAIに参照させ、
社員からの質問に自動回答する仕組みを構築。
プロジェクト機能を使えばチーム全員が同じ情報ソースをもとに質問できます。

④ 提案資料の初稿自動作成

商談の文字起こしデータとスライドテンプレートを渡すことで、提案資料の初稿を自動生成。
内容・構成の骨格を短時間で作り上げ、人間がブラッシュアップする形で活用できます。

⑤ メール返信の自動下書き+Slack通知

過去3日間の受信メールを確認し、返信が必要なメールを特定して下書きを作成。
完了後にSlackへ通知することで、見落とし防止と対応効率化を両立させるフローを実演しました。

⑥ Excelダッシュボード+データ示唆出し

購買データのExcelファイルを読み込み、新シートとしてダッシュボードを自動生成。
さらにデータから読み取れるビジネス示唆を3点にまとめて出力しました。

組織でAIを使うために ── ハーネス設計という考え方

くまもとDX推進コンソーシアム2026 オープニングミートアップ&勉強会

デモの後半では、
チームや会社でAIを安全に運用するための設計思想についてお話しました。

AIエージェントを組織利用する際には、
次の3つのリスクを把握しておく必要があります。

  • プロンプトインジェクション: PDFやWebページに埋め込まれた悪意ある指示により、AIが意図しない動作をするリスク
  • AIエージェントの暴走: タスクを自律的に進める際に、拡大解釈によって想定外の操作(ファイル削除など)が発生するリスク
  • シャドウAI: 社員が個人利用のAIサービスに社内情報を入力してしまうリスク

これらに対応するために有効なのが「ハーネス設計」という考え方です。
AIが一貫して意図通りに動くよう、
ルールを定め・研修し・学習させるサイクルを継続的に回すことが重要です。

実際にエルボーズでは、Claudeの組織設定に以下のようなルールを設定しています。

  • 利用を許可するツール・Webサイトの明示
  • 参照してよい情報の範囲(個人情報・機密情報へのアクセス禁止)
  • メール送信・ファイル削除などの操作前確認ルール
  • 競合他社の誹謗中傷の禁止
  • アカウント設定情報の変更禁止

こうしたルールは、
導入チームで定期的に振り返りながらアップデートしていくことで、精度が高まります。

まとめ

今回のセッションを通じてお伝えしたかったのは、
AIはチャットツールではなく、
業務プロセスを自律的に進める「エージェント」として活用できる時代になった、ということです。

一方で、組織で安全に使うためにはルール設計が欠かせません。
「まず小さなチームでスモールスタートし、
成果とリスクを振り返りながら展開していく」というアプローチが、
現実的かつ着実な道筋だと考えています。

AIやDXのご相談は、エルボーズへ

株式会社エルボーズでは、
AIエージェントの導入支援・活用設計から、DX推進の伴走支援まで幅広く対応しています。

「何から始めればいいかわからない」
「自社に合った使い方を一緒に考えてほしい」

といったご相談も、お気軽にどうぞ。

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