AI・DX推進を外注するなら?ツール導入だけで終わらせない支援会社の選び方
AI・DXを進めたいものの、
- 何から始めればいいかわからない
- 通常業務が忙しく、プロジェクトを進める人手が足りない
- AIを活用しているものの、もっと業務全体を改善できそう
- 社内だけではAI・DXに関する知見が足りない
といった課題を抱えている企業も少なくありません。
特に、AI・DXを推進する意思はあるものの、社内の人手や知見が足りない場合、外部の支援会社やパートナーと一緒に進めることも選択肢の一つです。
では、AI・DX推進を外部に任せる際、どのような会社を選べばよいのでしょうか。
重要なのは、扱っているAIツールや技術だけではありません。
現場を理解し、業務プロセスを設計したうえで、必要なAI・デジタル技術を実装し、実際に社内で使われる状態まで推進できるかを見ることが重要です。
この記事では、AI・DX推進を成果につなげるための進め方と、外部の支援会社・パートナーを選ぶ際のポイントについて解説します。
AI・DX推進で重要なのは何ですか?
AI・DX推進で重要なのは、ツールを導入すること自体ではなく、業務をどのように変えるのかを設計し、実際に使われる状態まで一連のプロセスとして推進することです。

AIエージェントや生成AI、SaaS、業務システムなど、企業が利用できる技術の選択肢は増えています。
一方で、新しいツールを導入するだけで、業務生産性が自動的に向上するわけではありません。
エルボーズでは、AI・DX推進を次の5つのステップで捉えています。
構想・企画 → 調査・設計 → PoC実装 → 社内浸透(全社展開) → 改善・応用
なかでも重視しているのが「調査・設計」です。
ヒアリングや現地調査を通して現在の業務プロセスを把握し、あるべき業務プロセスを設計する。そのうえで必要なAIやデジタル技術を選択することで、実際の業務につながるAI・DXを設計しやすくなります。
なぜAI・DX推進では「調査・設計」が重要なのか
現在の業務を十分に理解しないままAIやシステムを導入すると、実際の業務とのズレが生まれる可能性があります。
たとえば、一つの業務だけを見れば単純に見えても、実際の現場では、
「誰が担当しているのか」
「前後にどんな業務があるのか」
「どんなツールを使っているのか」
「どこで判断や確認が発生しているのか」
など、さまざまな要素が関係しています。
そこで、まず現在の業務プロセス(As-Is)を整理・可視化します。
そのうえで、
- なくせる業務はないか
- 自動化できる業務はないか
- AIを活用できる工程はないか
- デジタルツールを利用した方がよい部分はどこか
- 人が担った方がよい業務はどこか
といった観点から、理想の業務プロセス(To-Be)を設計します。
AIやシステムは、その業務プロセスを実現するための手段として選択します。
AI・DX推進の支援会社を選ぶ5つのポイント
AI・DX推進を外部へ依頼する場合は、技術力だけではなく、
どの範囲までプロジェクトを一緒に推進できるのかを確認することが大切です。
1. 現場調査やヒアリングから対応できるか
AI・DX推進では、実際の業務を理解することが出発点になります。
担当者へのヒアリングだけでなく、必要に応じて現地調査を行い、
- 誰が
- いつ
- どのような業務を行い
- どのツールを利用し
- どこに課題があるのか
まで把握できるかを確認してみましょう。
現在の業務を可視化することで、AIやデジタル技術を活用できる領域も見つけやすくなります。
2. 業務プロセスの再設計まで対応できるか
現状を整理するだけでなく、AI・DXを活用した後の業務まで設計できるかも重要です。
現在の業務プロセス(As-Is)から、理想の業務プロセス(To-Be)を設計し、自動化・デジタル化できる業務を分析します。
「どのAIツールを使うか」を先に考えるのではなく、
どのような業務を実現したいのかから逆算して技術を選択することがポイントです。
3. 設計から実装まで一貫して対応できるか
業務プロセスを設計した後、必要なシステムやAIを実際に形にする必要があります。
プロジェクトによっては、
- AIエージェント
- 業務システム
- SaaSなどの既存ツール
- 複数のサービスを組み合わせた仕組み
など、適した方法は異なります。
業務設計と実装を連携して進められる体制であれば、検証結果を反映しながら改善を進めることができます。
4. 社内浸透や運用まで支援できるか
AIやシステムは、完成しただけでは業務に定着しません。
実際に利用する社員への説明や研修、運用方法の整理なども含め、現場で継続的に利用できる状態をつくる必要があります。
そのため、PoCやシステム開発だけではなく、
導入 → 社内浸透 → 改善
まで見据えて支援できるかも確認したいポイントです。
5. プロジェクトに必要な専門家チームを組成できるか
AI・DX推進では、一つの専門性だけではなく、複数の領域が関係することがあります。
たとえば、
- 業務プロセスの分析
- AI活用
- UX・システム設計
- システム開発
- プロジェクト推進
- 社内浸透・研修
などです。
プロジェクトの課題やフェーズに応じて、必要な専門性を持ったチームを組成できるかも確認してみましょう。
実際のAI・DX推進はどのように進む?製造業の支援事例
エルボーズが支援した製造業の企業では、ECと連動した生産・在庫管理システムの開発を行いました。
このプロジェクトでは、最初からシステム開発に入るのではなく、
ヒアリング・現地調査による業務プロセスの可視化からスタートしています。
誰が、いつ、どのような業務を行っているのかに加え、利用しているツールや業務上の課題も整理しました。
その結果をもとに、販売・生産・在庫管理を行うシステムを設計・開発。
さらに、システム完成後には社内導入に向けた説明会も実施しました。
つまり、
現場調査 → 業務プロセスの可視化 → システム設計・開発 → 社内導入
までを一連のプロジェクトとして進めた事例です。
AI・DX推進では、このようにシステムそのものだけでなく、その前後にある業務まで含めて考えることが重要です。
エルボーズのAI・DX支援とは?
エルボーズは、現場調査や業務設計からAI・システムの実装、
社内浸透までを専門家チームで支援する「業務のAI推進を、まるごと担う代理店」です。

単にAIツールやシステムをつくることではなく、事業や現場と向き合い、実際の業務生産性向上につなげることを重視しています。
エルボーズのAI・DX推進では、
現場分析力 × 設計・推進力 × AI活用力
を組み合わせています。
ヒアリング・現地調査・定量的なリサーチによって実際のニーズや課題を把握し、その情報をもとにAI・DXを設計・推進します。
さらに、AIエージェントを活用した開発などによって、必要なシステムを実装します。
プロジェクトに応じて、
- 業務プロセスリサーチ
- AIエージェント開発
- 業務システム開発
- AI・DXツール導入支援
- 新規事業開発支援
- AI・DX社内研修
などを組み合わせ、必要な専門家でチームを組成します。
AI・DXを「何から始めればいいかわからない」段階でも相談できる?
はい。具体的に導入するAIツールやシステムが決まっていない段階でも、AI・DX推進を検討できます。
たとえば、
- AI・DXを進めたいが、何から始めればよいかわからない
- 推進する意思はあるものの、社内の人手や知見が足りない
- 現在の業務を整理し、自動化できる部分を見つけたい
- すでにAIを利用しているが、業務全体でもっと活用できないか検討したい
といった状態です。
エルボーズでは、まず個別ヒアリングを行い、現在の状況や課題、実現したいことを確認します。
その内容をもとに、取り組むべき内容やスケジュール、費用感を含めたAI・DX推進プランを提案し、内容が決まった後にプロジェクトに必要なチームを組成して推進します。
AI・DX推進に関するよくある質問
AI・DX推進は何から始めればよいですか?
まずは現在の業務と課題を把握することから始めます。業務プロセスを可視化したうえで、自動化・デジタル化できる領域を整理し、必要なAIやシステムを検討することで、技術導入そのものが目的になることを防ぎやすくなります。
AI・DX推進を外注する際のポイントは何ですか?
現場調査、業務プロセス設計、AI・システムの実装、社内浸透まで、どの範囲を支援できるか確認することがポイントです。また、自社の課題に合わせて必要な専門家を組成できる体制も確認するとよいでしょう。
AIツールを導入するだけでは不十分ですか?
AIツールの導入だけで解決できる業務もあります。一方で、複数の業務や担当者が関係する場合は、業務プロセス全体を整理し、ツール導入後の運用まで設計することで、より実際の業務改善につなげやすくなります。
AI・DXの具体的な要件が決まっていなくても相談できますか?
はい。エルボーズでは、構想段階からの相談にも対応しています。現在の業務や課題、実現したいことをヒアリングしたうえで、取り組み方を整理します。
AI・DX推進では「何を導入するか」だけでなく「どう進めるか」を考える
AI・DX推進を業務生産性の向上につなげるためには、
現場を理解する → 業務を設計する → 必要な技術を実装する → 社内へ浸透させる → 改善する
という一連の流れで考えることが重要です。
外部の支援会社を選ぶ際にも、扱っている技術だけでなく、
現場調査や業務設計、実装、社内浸透まで、どの範囲を一緒に推進できるのか確認してみてください。
エルボーズでは、AI・DXを推進する意思はあるものの、人手や知見が足りない企業に対して、構想段階からプロジェクトに必要な専門家チームを組成し、業務のAI・DX推進を支援しています。
具体的なシステムやAIツールが決まっていない段階でもご相談いただけます。
現在の業務や課題から、どのようにAI・DXを進められるか検討したい方は、お問い合わせください。